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ぷにぷに

日々の出来事、感じたこと、メモを綴っていきます。

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7月19日 指揮者の流儀 

■ 指揮者の流儀

りゅう‐ぎ〔リウ‐〕【流儀】
1 物事のやり方。「結婚式は田舎の―でやる」
2 技術・芸能などで、その人や流派に伝わっている手法・様式。「―を守り伝える」
出典:大辞泉



指揮者の流儀があるとすれば、果たしてそれは何であろうか。
欧州を中心に活躍する大野和士氏は、こう言っている。

 全てにおいて圧倒しなければ人はついてこない
 一人一人を解放する

同時に、プロフェッショナルとは「どんな状況になろうとも自分のベストを尽くすべく、その試みを最後まであきらめずにすること」であるとも言っている。

ただ拍子を振っているだけでは指揮者などではない。
メトロノームがそれに取って代わる。

単純な譜面の追求だけでは、物足りない。
その根拠と、それに対する独自の表現技法を研究し示してこそ、指揮者であると考える。


これは同時に自分に対する戒めでもある。


長い間音楽に携わっている諸先生方は、譜面の再現にあたって明確な根拠を示す。
ようやく、自分も根拠の明示ができるようになってきたと思ってはいるが、諸先生方に比べてみればまだまだである。

同時に、譜面に記されている記号というのは、それが全てなのではなく、ひとつの音楽を表現するため補助的に記されているだけなのだという事も理解しなければならない。

ちょうど現在練習中の曲で考えれば、三善晃作曲の「生きる」などはまさにその典型であろう。
コトバを最優先にするばかりに、あのような記号だらけの譜面になってしまったのかもしれない。
あの曲において、譜面から入ることはほぼ不可能に近い。
谷川俊太郎の詩をまず咀嚼し、それを基に譜面を研究し、表現に繋げるというプロセスを踏むべきであろう。

こんなことは、ここに書くこと自体がそもそも恥ずかしいことであるという事も重々承知している。

繰り返しになるが、これは自分への戒めなのだ。

全てにおいて圧倒するという事は、楽理だけではなく、合唱においては、発声法はもちろん語学や世界史、時代背景の理解も求められる。
その知識を体系立て、咀嚼し、演奏者に惜しみなく注ぎ込むことが求められるといえよう。

指揮者は演奏者を圧倒するだけではならない。
日々の練習において、指揮者やパートリーダーと演奏者は対等な立場にあるべきである。
しかしながら、ひとたびステージに立った時、指揮者は絶対神であり唯一神である。

定期演奏会終了後、全日本合唱コン県大会までの約1か月は怒涛の1か月となろう。
しかしながら、その1か月を制する者が東北支部大会を制し、全国大会を制すに違いない。

既に、素材と下地は整っている。
あとは、その素晴らしい素材と平らな下地をどのように変化させ、美しい山並みをつくるか、だ。



今年のコンクールにかける自分の意気込みは、これである。


獅子愽兎


獅子(ライオン)は兎を倒すにも全力を尽くす、という意味である。
圧倒的な力を以て人を納得させるという、まさに指揮者の流儀にふさわしい言葉ではなかろうか。




余談だが。
昨日の吹奏楽部サマーコンサートにおいて、アンコールにおいて指揮者櫻和幸氏はその身を飛び上がらせて曲のフィナーレを飾った。
その時、自分の脳裏をよぎったのは紛れもなく普段の自分の姿であった。
ベストな演奏を披露するためには、形振り(なりふり)など構わなくても良いのだ、というある種の確信を感じた瞬間である。

しかしかのカラヤンはこう言った。
「演奏者は冷静にして、かつ聴衆に興奮を与える音楽こそ一流である」と。
指揮者は過剰なパフォーマンスをせず、常に冷静であれ、ということであろう。

どちらが音楽部の演奏にふさわしい指揮なのかは、まだ一考の余地がある。
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Posted on 2011/07/19 Tue. 23:33 [edit]

category: 日記

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